百影堂のブログ

創作人形、あやつり人形、節供人形など…

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「少年」~人形集第三集~17

「少年」250㎜ 1996 (石塑粘土、縫いぐるみ胴、洋生地、皮革)

「尼僧」~人形集第三集~16

「尼僧」 220㎜ 1997 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布)

「七五三」~人形集第三集~15

「七五三」230㎜ 1996 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布)

「うさぎ 笛吹き」~人形集第三集~14

「うさぎ 笛吹き」285㎜(耳の先まで) 1996 (石塑粘土、古代布、縫いぐるみ胴、洋白) うさぎモチーフのさまざまを集めている方の求めに応じて制作しました。 左・自作の花飾り(と、てるてるぼっこさん) 右・タガネ 髪飾りは“洋白(銅、亜鉛、ニッケルの合…

「鯉抱き童子」~人形集第三集~13

「鯉抱き童子」160㎜(鯉) 1996 (桂、胡粉彩色、古代布、縫いぐるみ胴(鯉)) 昔から、土人形や張り子人形などに鯉を抱く子供の姿があります。鯉は出世の象徴です。

「おひなさま」~人形集第三集~12

「おひなさま」 100㎜ 1996 (桂、胡粉彩色、古代布、真鍮)

「おひなさま」~人形集第三集~11

「おひなさま」 90㎜ 1995 (桂、胡粉彩色、古代布、真鍮)

「蓮持地蔵」~人形集第三集~10

「蓮持地蔵」250㎜ 1995(桂、胡粉彩色、古代布、洋白)

「瓜子織姫」~人形集第三集~09

「瓜子織姫」 220㎜ 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、草木染正絹手織り生地) 昔々、おじいさんとおばあさんがありました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗い物にいきました。おばあさんが洗い物をしていると、どんぶらどんぶらと大きな瓜…

 「ざしきぼっこ(招き猫)」~人形集第三集~08

「ざしきぼっこ(招き猫)」 180㎜(箪笥) 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布、桧)

「ざしきぼっこ(独楽)」~人形集第三集~07

「ざしきぼっこ(独楽)」 180㎜(箪笥) 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布、桧) お座敷の襖はいつもぴったりと閉められていて、子供ははいってはいけないと言われていた。襖をすこし開けてお座敷を覗くと、がらんとして薄暗く、奥の床の間の隅に…

「磯遊び」~人形集第三集~06

「磯遊び」 160㎜ 1996 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布) お雛祭りの行事にはさまざまありますが、磯遊びもその一つです。女の子らがお弁当とお人形をもって、川辺磯辺に遊びに行きます。遊びが終るとお人形を桟俵*1などに乗せて川に流します。ですか…

「ほほづき」~人形集第三集~05

「ほほづき」 120㎜ 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布) 沈んだ太陽が、夜のうちに、ほほづきのなかに、自分の子供たちをもぐりこませるのですって。

「はとぶえ」~人形集第三集~04

「はとぶえ」 120㎜ 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布) 縁日の、鳩の土笛。

「ちゃんこちゃんこ」~人形集第三集~03

「ちゃんこちゃんこ」 170㎜ 1995 (桂、胡粉彩色、岩絵具) 福島県のことばで、石段のことを「ちゃんこちゃんこ」というそうです。下駄などで石段を上がる時、「ちゃんこちゃんこ」と鳴るからです。

「おばあちゃん おもいで」~人形集第三集~02

「おばあちゃん おもいで」 120㎜ 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布)

「おばあちゃん おでかけ」~人形集第三集~01

「おばあちゃん おでかけ」180㎜ 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布)

トルコ語版の日本民話集の挿絵(2) Zipangu Işığı/Japon Halk Masalları

11.一寸法師 12.天降り乙女 13.三枚のお札 14.手なし娘 15.鼻の長い源五郎 16.うばすて山 17.怪我の功名 18.浦島太郎 トルコ語版の日本民話集 Zipangu Işığı/Japon Halk Masalları

トルコ語版の日本民話集の挿絵(1) Zipangu Işığı/Japon Halk Masalları

1.かぐや姫 2.謎聟 3.屁ひり女房 4.鷲の児 5.鶴女房 6.塩ふき臼 7.馬鹿むこどの 8.花さか爺 9.しっぺい太郎 10.絵姿女房 トルコ語版の日本民話集 Zipangu Işığı/Japon Halk Masalları

“少年C”~「星祭の夜の子ら」~05

「銀河鉄道の夜」をテーマに、星祭の夜の少年たちを連作した、その六体目。ザネリの友達の少年。 石塑粘土、アクリル絵具仕上、縫いぐるみ胴。40㎝くらい。1991年ごろ。 五体目は薄の穂で遊ぶ子なのですが、いま写真が見つからないので、いずれ…。

“少年A”~「星祭の夜の子ら」~04

「銀河鉄道の夜」をテーマに、星祭の夜の少年たちを連作した、その四体目。ザネリの友達として三人の少年を作りました。服も靴も、実際に使えそうなくらいに作り込もうと、初めての洋服や靴の仕立てに苦心しながら、どうにか作り上げました。 石塑粘土、アク…

“ザネリ”~「星祭の夜の子ら」~03

「銀河鉄道の夜」をテーマに、星祭の夜の少年たちを連作した、その三体目。ザネリとして制作。縫いぐるみの胴の固定ポーズにしたので、発想、表現に変化が出てきた。烏瓜の提灯を持っていますが、撮影時にはまだ出来ておらず、無しで撮影。この写真は、烏瓜…

“ジョバンニ”~「星祭の夜の子ら」~02

「銀河鉄道の夜」をテーマに、星祭の夜の少年たちを連作した、その二体目。ジョバンニとして制作。関節人形は時間がかかりすぎて、会期に間に合いそうもなく、初めて縫いぐるみの胴で制作した作品です。まだ衣装も、胴もややぎこちない感じです。 石塑粘土、…

“カムパネルラ”~「星祭の夜の子ら」~01

「銀河鉄道の夜」をテーマに、星祭の夜の少年たちを連作した、その一体目。カムパネルラとして制作。まだ人形制作の日も浅い頃、イメージが固まらないまま、とにかく作り始めていました。いまこの子に“カムパネルラ”と呼び掛けてみると……ちょっと違う気もし…

「星祭の夜の子ら」

渋谷にあった画廊「ギャラリ・ヴェリタ」での、展示風景です。 この画廊でアルバイトをしていたころ、自分の作品を画廊のオーナーさんに見てもらう機会があったのですが、その時、次の企画展「光の世紀」展の翳り絵作家の金井一郎さんがいらして、「一緒に展…

「サムトの婆」(改作前)~人形集第二集~番外

「サムトの婆」(改作前) 220㎜ 1994 (石塑粘土、アクリル絵具、古代布、真鍮、枝) 「サムトの婆」は最初はこのように、少女の髪型に結っていたのですが、どうもちょっとイメージが違うと思って、頭髪と着物の裏地を変えたのです。

「イノシシの落語家」

「イノシシの落語家」 100㎜くらい、1994(石塑粘土、アクリル絵具) このころは、ちょっとテーマが重く、作りの凝った作品が多かったので、シンプルな技法で、息抜きに作ってみた作品です。

この三点には、ちょっと悲しいことがあって……

「子取ろ」「遠き山に日は落ちて」「子安地蔵」…… この三点には、ちょっと悲しいことがあって…… もう随分前のことですけれども、ある方のお世話で銀行のロビーで作品展をすることになり制作したのですが、展示後、その方がこの三点を買約して下さったのです…

「遠き山に日は落ちて」~人形集第二集~12

12「遠き山に日は落ちて」 180㎜ 1994 夢中になって遊んでいたら、わたしたちの「日」も暮れた。 今日の収穫を持って、家に帰ろう。 (『遠き山に日は落ちて』は、ドボルザークの『交響曲第九番「新世界より」』の第二楽章のテーマです。宮沢賢治『銀河鉄道…

「子取ろ」~人形集第二集~11

11「子取ろ」 210㎜ 1994 (石塑粘土、古代布、胴は縫いぐるみ) 「子取ろ」という鬼遊びがある。数人のこどもたちが一列に並び、前の人の帯あるいは肩につかまり、先頭の子は両腕をひろげる。鬼になる子は、列の一番うしろの子を捕まえようとする。先頭の子…