百影堂のブログ

創作人形、あやつり人形、節供人形など…

ざしきわらし

 「ざしきぼっこ(招き猫)」~人形集第三集~08

「ざしきぼっこ(招き猫)」 180㎜(箪笥) 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布、桧)

「ざしきぼっこ(独楽)」~人形集第三集~07

「ざしきぼっこ(独楽)」 180㎜(箪笥) 1995 (桂、胡粉彩色、縫いぐるみ胴、古代布、桧) お座敷の襖はいつもぴったりと閉められていて、子供ははいってはいけないと言われていた。襖をすこし開けてお座敷を覗くと、がらんとして薄暗く、奥の床の間の隅に…

「ざしきぼっこ」~人形集第二集~04

03「ざしきぼっこ」 200mm(箪笥) 1993 お座敷の襖はいつもぴったりと閉められていて、子供は入ってはいけないと言われていた。襖をすこし開けてお座敷を覗くと、がらんとして薄暗く、奥の床の間の隅にある達磨大師の置物が、こちらをぎょろりとにらむ。お…

「ざしきわらし」~杉田明十志人形集 第一集~ 11

11「ざしきわらし」(20cm 1992) 人形は、頭手足は石塑粘土、アクリル絵の具、胴は縫いぐるみ。箪笥は桧、把手は鉄。そのほか古い縮緬など。 僕が六つか七つの頃、いとこの女の子が死にまして、真夜中に両親に連れられてお通夜に行きました。女の子は当時幼…

「座敷童子」~杉田明十志人形集 第一集~ 01

第一集は、最初の個展『彼岸の子供たち』の展示作品をまとめたものです。会場は、埼玉県越生町の古民家ギャラリー『山猫軒』。民話伝説をテーマにした作品展でした。 01「座敷童子」 (40㎝ 1992) 一八 ザシキワラシまた女の児なることあり。同じ山口なる旧…