百影堂のブログ

創作人形、あやつり人形、節供人形など…

「竹細工(阿波踊)」徳島県徳島市 ~郷土玩具百影005

「竹細工(阿波踊)」徳島県01 四国05 郷土玩具百影005

 

説明書が出てきました。(2021.6.1)

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「起上り」高知県高知市 ~郷土玩具百影004

「起上り」高知県高知市 高知県01 四国04 郷土玩具百影004

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「阿波首人形(大)」「阿波首人形(小)」徳島県徳島市 ~郷土玩具百影002、003

「阿波首人形(大)」徳島県01 四国02 郷土玩具百影002

「阿波首人形(小)」徳島県02 四国03 郷土玩具百影003

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「奉公さん」香川県高松市 ~郷土玩具百影001

「奉公さん」香川県01 四国01 郷土玩具百影001

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「鳥の誕生」~人形集第四集~13

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「鳥の誕生」240㎜ 1996 (桂、胡粉彩色)
 毎朝、朝食後に庭を見回ります。庭にはクローバーや野菜の種が蒔いてあります。雨上がりの朝など、どの種からも根が出てきます。それから二三日もすると、根が土にもぐり、すこしずつ種の殼を持ち上げて、それから二葉がでます。その様子を一日に何回も見回って見ていると、本当に幸せな気持ちになるのです。

 (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作していた。文章は、手製本の作品集に掲載した、その当時のまま。)

「かげふみ」~人形集第四集~12

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「かげふみ」140㎜ 1996 (桂、胡粉彩色)
 アフリカのある種族のことばでは「影」をあらわすことばと「魂」をあらわすことばが同じなのだそうです。影を人の魂だと考えていたようです。影に為したことは影の主にも及び、男女の影が触れ合うだけで妊娠してしまうとも考えられていたそうです。「生きている人間が落した影は、死者の魂との合体によって精神となる。(サラモ族)」

 人は心の影で、何を思っているのだろう。

 (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作していた。文章は、手製本の作品集に掲載した、その当時のまま。)

「ふみよむ子」~人形集第四集~11

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「ふみよむ子」105㎜ 1996 (桂、胡粉彩色)
 大昔に失われた、古代アレクサンドリア図書館のことを思うと、いささかめまいがする。そこには、大昔の人々のこころや歴史が書かれていたはずだ。本には、放っておけば失われてしまうかもしれない、人の考えやこころが刻まれている。すこしずつでも、よい本を読みつづけたいと思う。しかし、本ばかりよんで、かえって道を見失ってしまうこともある。そんなときは、最高の智恵は人に親切にすることと、謙虚であることだ、というユダヤ人のことばをおもいだせばよい。

 (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作していた。文章は、手製本の作品集に掲載した、その当時のまま。)