百影堂のブログ

創作人形、あやつり人形、節供人形など…

2021-05-07から1日間の記事一覧

「野にふす」~人形集第四集~10

「野にふす」270㎜ 1996 (桂、胡粉彩色、銅) 日々のわずらいをはなれて、野にふそう。 (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作していた。文章は、手製本の作品集に掲載した、その当時のまま。)

「あをぞら」~人形集第四集~09

「あをぞら 」125㎜ 1996 (桂、胡粉彩色)厚い黒雲を通りぬけて、青空まで、届くように。 (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作していた。文章は、手製本の作品集に掲載した、その当時のまま。)

「笑う子」~人形集第四集~08

「笑う子」90㎜ 1996 (桂、胡粉彩色) こどもたちは惜しみなく笑う。あまりにも笑えないことが多いので、おとなはどんな顔をして笑えばいいのかこまっているようだ。命を抑え付けられている人もたくさんいる。それでも、こどものように笑えることはすばらし…

「考える子」~人形集第四集~07

「考える子」125㎜ 1996 (桂、胡粉彩色) そんなことあたりまえ、では答にならない。あたりまえだといわれたら、もういちど自分のこころで、納得がいくまでかんがえてみよう。 (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作してい…

「指揮者」~人形集第四集~06

「指揮者」240㎜ 1996 (桂、胡粉彩色、古代布、天然石ビーズ) なにものにも影響を受けない人などありえない。さまざまな物や人が「私」に触れにくる。ときにあちらから、ときに自分から近づく。しかしどんなに力を受けても私は「私」でありつづけ、なにか…

「天地」~人形集第四集~05

「天地」150㎜ 1996 (桂、胡粉彩色、古代布、天然石ビーズ) 土から生まれて、日月をめぐらす子。 (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作していた。文章は、手製本の作品集に掲載した、その当時のまま。)

「おいのり」~人形集第四集~04

「おいのり 」125㎜ 1996 (桂、胡粉彩色、洋白) 生き物のために、人がそこにいてすぐにしてあげられることはなんだろう。祈ることはその一つだ。 (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作していた。文章は、手製本の作品集…

「花摘み」~人形集第四集~03

「花摘み 」150㎜ 1996 (桂、胡粉彩色、洋白) はなつます わらしごよ なのらさね (1996年から2000年ごろまで、木彫胡粉彩色による御所人形風の作品を制作していた。文章は、手製本の作品集に掲載した、その当時のまま。)